やることないけど 忙しいふり

文化祭の準備とか大晦日の大掃除とか、その他何でもいいんだけれど、イベントの時って忙しいというイメージがある。皆が一生懸命働かなければならない。


ところが現実にはそうとは限らなくて、手持ち無沙汰の人がいる(というか俺のことなんだけど)。


なぜかと考えるに、忙しいといっても常時忙しいわけではないとか、特殊な技術を必要とすることがあって、それが終わらないと次の仕事が始まらないとか、そういうことがあるからだろう。


とりあえずやることが無いんだけれど、ボーっとしてたら、この忙しい時にサボってると思われやしないだろうかと恐れ、例えば忙しそうにしている人に「何か手伝えることありませんか?」と聞いて、その人の仕事を邪魔してみたりする(手伝うといっても、その人が本当に手伝って欲しいことは何にもできない)。例えば既に拭いたテーブルなどを何度も何度も拭いてみたりする。「ちょっとそこのテーブルをあっちに移動させて」と言われたら、ワラワラと人が集まってきて、2人いれば楽に持ち上げられるテーブルを10人くらいで持ち上げて運び、「もうちょっと右に置いたほうがいい」とか何とか、どうでもいいことを熱心に議論していたりする。


それだけならともかく、いざ人手が必要だというときに、「今こっちの仕事が手離せないからあとで」なんて、そのどうでもいい仕事が、とてつもなく大切な仕事であるかのようになってたりする。


あると思います。