あさいながまさ

今、「新春ワイド時代劇 戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」見てるんだけれど浅井長政を「あざいながまさ」って言ってる。もう「浅井」を「あざい」と読むのは完全に定着してしまった感じ。大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜」のホームページ見たら、こっちもやっぱり「あざい」。


これってそんなに確定していることなの?俺は全く納得していない。既に三年前にこんな記事も書いた。
浅井三姉妹(アナザーストーリー) - 国家鮟鱇


で、念のために検索したら、
もののふ紀行: 「あさい」なのか「あざい」なのか
という記事を発見。


それによると宮島敬一という学者が「浅井氏三代」という本で「あさい」説を唱えているそうだ。

浅井氏三代 (人物叢書)

浅井氏三代 (人物叢書)


ウィキペディアにも、

ただ、最新の研究では、やはり「あさい」が正しいという学説もある(宮島敬一著『浅井氏三代』参照)。

浅井長政 - Wikipedia
と書いてあった。今まで気付かなかったけれど2008年12月22日に付け加えられていたみたい。



本当、もう何というか、この手のことってコロコロと変わるから、おかしいと思ったことは、おかしいと言っておいたほうがいいと思う。



浅井長政の名字は 「あざい」というらしいですが 普通「浅」は「あざ」とは読みま... - Yahoo!知恵袋

(中略)ちなみに、浅井の語源は、郡内に朝日郷があり、「あさひ」の転化と考えられる。

やっぱり「浅井」と「朝日」は関係ありそう。俺は2007年に指摘してるから、宮島教授より先に言ってるわけだ(教授は学界とかでそれより前に発表してたかもしれないけれど。でも俺が気付いたのももっと前からだけど)。


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