ウクライナ問題について(2)

チャーチルスターリンと手を組んだ。もちろんスターリンを支持していたからではない。

共産主義を嫌っていることで知られるイギリスの首相チャーチルは、ナチス・ドイツとの戦争に勝利するという何事にも変えることの出来ない目的を遂行するために、「敵の敵は味方」として自身の信念を曲げてでも共産主義国家であるソ連と手を握るという判断を下すのである。

独ソ戦 - Wikipedia


今、欧米は国益とロシアへの対抗から、ネオナチも加わっているウクライナの暫定政権を支持している。チャーチルと動機は似ているかもしれないが組む相手が逆になっている。


ロシアのやっていることが全面的に正しいとは言えないだろう。ロシアを批判すべき尤もな理由はいくらでもあるのだろう。


しかし、よりにもよってネオナチが参加している政権を支持するというのは、あまりにも筋の悪い話ではないだろうか。今起きていることに俺は呆然としている。こんなことは絶対あってはならないことだと思っていたから。