「桃太郎 おばあさん 包丁」で検索してみた。
⇒桃太郎 おばあさん 包丁
圧倒的にパロディが多い。
俺の記憶では1970年台後半には既に「桃を切ったら桃太郎が真っ二つになりました(グロ)」とか、「桃を切るときに包丁が中の赤ちゃんに当たって女の子になりました(下ネタ)」みたいなのがあった。
このネタのために桃が自然に割れるのを改ざんしたのか、それとも勘違いが元だったのかはわからないけれど、とにかくパロディーが流行して、桃太郎のパロディーでは桃は包丁で切られるというのがお約束となって、パロディーを介して本来の「桃太郎」でも桃が包丁で切られるという話だったと思い込む人が増えたということだろうか?
ただし、検索でパロディーが圧倒的ということは、本来の童話の「桃太郎」でも桃が包丁で切られるのだと認識している人はそれほど多くはないのかもしれない。自信ないけど。
あと、包丁を持っているのがおばあさんなのはなぜかという疑問は残る。ただ、これもパロディーでそうなっていたからという可能性があるように思われる。
※ なお江戸時代の文献で主流だったという桃を食べて若返ったという話についても書きたいけれど、それはまたいつか。