今日聞いたポッドキャスティング
⇒Science Xitalk - サイエンス・サイトーク
歴史人口学の鬼頭宏教授のお話。
「江戸時代の農民は領主から搾取されていて非常に苦しい生活を送っている、だから堕胎・間引きがあって人口が増えなかった」
20年くらい前の日本史の教科書には必ずそう書いてあった。しかし歴史人口学の研究によって定説は変わってきた。というような内容。時代によって人が多く死ぬ季節に違いがあるというのが面白かった。
ところで、昔の説はまだまだ根強く残っている。20年前に学校で教わって、その後歴史に縁のない生活をしていたら、そうなるのも自然なこと。小子化問題を考える上でも重要なことなので、是非聴いてほしいと思います。
ちなみに、「内田樹の研究室」で今年の2月に「キャリング・キャパシティの限界」という記事があったんだけど、まさにこのことについて書いていると思うんですよね。
私たちが選択できるのはスマートに「縮むこと」
なのかは意見が分かれるだろうけど。