琵琶湖城郭ネットワーク

信長の作ったレイライン。ただし俺がレイラインと呼んでいるだけで、学者は「琵琶湖城郭ネットワーク」と呼んでいる。



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Google マップで計測した各地点間のおおよその距離。

  • 安土-坂本 26.16km
  • 安土-長浜 27.06km
  • 長浜-大溝 24.47km
  • 坂本-大溝 28.69km


俺はこれを『地理から見た信長・秀吉・家康の戦略」(足利健亮 創元社)で知った。

地理から見た信長・秀吉・家康の戦略

地理から見た信長・秀吉・家康の戦略


なお「琵琶湖城郭ネットワーク」と名付けたのは中井均氏(NPO法人「城郭遺産による街づくり協議会」理事長)


俺は見た瞬間にレイラインだと思った。6〜7年前だったろうか、ある人を介して某所の学芸員にも聞いてみた。だが、これは軍事的な理由により作られたものだというつれない返事。


しかし、安土-坂本と安土-長浜が等距離だということに何の意味があるというのだろう?軍事的な意味?でも、等距離なのはあくまで地図の上でのこと。空から見た場合だ。鳥ならいざ知らず、人間は地を這う動物だ。大陸の大平原ならともかく、起伏の多いこの日本で等距離にする意味は?実際の移動に要する距離が地図上の距離と同じでないのは言うまでもない(水上は平坦だけど)。


それに、軍事的に考えるなら、人口密度だとか産業だとかの地政学的なものを考慮するほうが合理的ではないか?とすれば等距離にこだわる必要などない。そんなことをする労力は他に使うのではないか?コンビニやファミレスの経営者が機械的に地図上の等距離に店舗を構えようとするだろうか?当然、消費者の人口や消費性向などを考えるだろう。


このネットワークは(城であるから軍事目的なのは当然だが)、やはり宗教的・呪術的な側面が重要であると考えるべきなのではなかろうか。



なお、『安土城復元案』というサイトの管理人さんが、このネットワークと安土城の立地について詳細に検証しています。
安土山の風水