伊那と平田学派

庶民層に彼の学説が受け入れられたことは、土俗的民俗的な志向を包含する彼の思想が庶民たちに受け入れられやすかったことも示している。特に伊那の平田学派の存在は有名である。後に信濃の文学者島崎藤村はその作品『夜明け前』の中で平田学派について詳細に述べている。

平田篤胤 - Wikipedia


「伊那の平田学派の存在は有名」と書いてあるけれど俺は初めて知った。だけど、知ってみれば合点の行くことはある。


俺は古代の、あやしげな、もとい神秘的な話が大好きなんだけど、ネットで調べているうちに伊那地方にミステリースポットがいっぱいあることを知った。だけど現在ではあまりメジャーな存在ではないらしいので、詳しいことがわからず、いつか調べようと後回しにしてた。


たとえばこんなの。
大御食神社社伝(郷土史巡礼 阿智村の歴史)


ここに出てくる「落合直亮・落合直澄」という人は、その方面では知る人ぞ知る存在なんだけれど、今読み直してみると「直亮は平田派国学を学んだ人」と書いてある。


このあたり調べるとめちゃくちゃ面白そうなんですよね。