「ごんぎつね」から何を学ぶのか?

ごんぎつねなんて勉強しても、社会に出てから意味が無いと言いますか? - 灰色の棚
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記事およびその反応を見て非常に不思議に思うのだけど、「ごんぎつね」って小学校国語教科書の教材なんですよね?道徳の教科書じゃないですよね。ましてや理科の教科書じゃないですよね。


だったら「ごんぎつね」を授業で学ぶというのは、文字の読み書き、「て に を は」などの文法、そして文章読解力などを学ぶってことですよね。


どう考えたって社会に出て役に立つことを学んでいると思うんだけど。


「それなら別の童話だったっていいじゃないか?」「いや、ごんぎつねは最適の教材だ。なぜなら…」みたいな話ならわかるけど、そういう話をしているようにもみえない。何が言いたいのかよくわからない記事。だけどそういうツッコミがない。


※ ちなみに俺の高校では英語の教科書を使わないで、なぜか「日本軍が中国で行った行為」みたいなことを書いた英文テキストのコピーで授業やっていた。まあ、これでも「英語の勉強」はできるのである。なおうちの高校の生徒で授業を真面目に受けているのはごく一部で、他は寝てるか、ジャンプ読んでるか、弁当食ってるか、参考書で自首学習しているかであった。


※ なおネットを見ると、兵十の母親がごんのいたずらが原因で死んだと信じている人が少なからずいることから考えて、学校でのリテラシー能力を身に付けさせる教育があまりうまくいっていないのではないかとは思う。