2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「慣用読み」とは結局何なのか?

昨日の続き「慣用読み」で検索すれば多くの記事がヒットする。 ⇒"慣用読み" - Google 検索 でもなかなか納得できる解説がない。 辞書によれば『大辞林』が「慣用による読み方。正式な読み方以外によく用いられる読み方」であり、『大辞泉』は「慣用音を用い…

Little Mixの新曲

Little Mix - How Ya Doin'? ft. Missy Elliottパーフェクトと絶賛の嵐

漢音原理主義か?

⇒音読み - Wikipedia からの引用。 呉音は仏教用語や律令用語に使われ、日常語としても定着した。漢音はもっぱら儒学で用いられた。また、近代以降、西洋語を翻訳するのに作られた和製漢語にはもっぱら漢音が使用された。 近代以降は漢音が優勢だった。 なお…

慣用読み

大辞林 慣用による読み方。正式な読み方以外によく用いられる読み方。 ⇒「かんよう‐よみ【慣用読み】 の意味とは」 - Yahoo!辞書 大辞泉 慣用音を用いた読み方。 ⇒「かんよう‐よみ【慣用読み】 の意味とは」 - Yahoo!辞書 ⇒慣用読みって? 国語辞典によって定義…

捏造は「てつぞう」

⇒「捏造」の本来の読み方が「でつぞう」とは! - 言語郎−B級「高等遊民」の妄言 な、なんだってー! 辞書を見ると [名](スル)《「でつぞう(捏造)」の慣用読み》事実でないことを事実のようにこしらえること。でっちあげること。「記事を―する」 ⇒ねつぞう…

体罰匿名通報、県教委職員が名前調べ学校に伝達(読売新聞)その2

なんか古文書の解読をしているような気分。 体罰匿名通報、県教委職員が名前調べ学校に伝達 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 体罰の匿名通報 岡山県教委が氏名と住所を特定 この二つの記事しか見当たらないから、これで判断するしかない。 読売:岡山県…

体罰匿名通報、県教委職員が名前調べ学校に伝達(読売新聞)

岡山県教育委員会の職員が、県立高校の部活動で体罰があったとする匿名の電話を受けた後、電話機に表示された電話番号を基に情報提供者の名前と住所を調べ、学校側に伝えていたことがわかった。 県教委は「個人情報の取り扱いに問題はなかった」としている。…

大石内蔵助と荷田春満

ウィキペディアの「荷田春満」の項に 元禄赤穂事件で有名な大石良雄とは旧知の友人であったといわれてきたが、一面識もなかった。大石は吉良家へ行っていた春満から吉良邸茶会が元禄15年12月14日(1703年1月30日)にあることを聞き出してこの日を討ち入り決…

大石内蔵助の剣術修行

昨日 元禄6年に内蔵助は赤穂藩の家老であり、翌年には改易となった備中松山藩の城明け渡しという重要な任務を担っている。その彼が城を留守にして京都に遊学するというのはおよそ有り得ないことだろう。 と書いたんだけれど、この認識は過っていたようだ。 …

荷田春満と大石良穀

ウィキペディアの元禄赤穂事件の項を読むと 吉良義央在邸確実の日を探るため、大高忠雄(脇屋新兵衛)を茶人山田宗偏に弟子入りさせる。宗偏は本所に茶室を構えていたので吉良義央から吉良家の茶会にしばしば招かれていた。その宗偏から吉良家の茶会が元禄15…

伊藤家の華麗なる血脈

紹巴の子の玄仲の娘の那倍が伊藤仁斎の母なんだそうだ。へえー ⇒里村紹巴 - Wikipedia ⇒里村玄仲 とは - コトバンク その他にもビッグネームが親族に。 伊藤家は京都の上層町衆で,親族,姻族には角倉了以,里村紹巴,本阿弥光悦,尾形光琳・乾山らがいる。 ⇒…

この国の形

⇒どのような国を想像するか問題 - Living, Loving, Thinking 〈日本〉を中央集権国家として想像するなら、「一人一票」に近づけること、或いは「全国1ブロックの比例代表制」というのは当然のことだろう。また〈日本〉を先に〈地方〉があって共有部分として…

大石内蔵助と荷田春満と伊藤仁斎(追記)

『堀部弥兵衛金丸私記』という史料に ー 京稲荷の社家羽倉斎と申す浪人、先年御法事の節、斎を大炊御門大納言様召し連れられ御下り、中島五郎作に此の斎儀江戸に残り居り度き旨申候間、其の方御頼み成さると大炊様御頼につき、五郎作本宅三十間堀の店にて店…

大石内蔵助と荷田春満と伊藤仁斎

⇒何時京都に? - Living, Loving, Thinking 大石内蔵助が伊藤仁斎に学んだのがいつかという問題で、山科隠棲時説と青年時説については『先哲叢談』の記述を事実して考えた場合に、それが可能な時期を絞り込めばこの二つしか有り得ないと思われるので出てきた…

[歴史と伝説『甫庵太閤記』と『絵本太閤記』『真書太閤記』

豊臣秀吉の出自を探る史料として『太閤素性記』『祖父物語』『豊鑑』『甫庵太閤記』などがある。その中で『甫庵太閤記』は歴史学者にあまり重んじられてない。ましてや江戸中期以降の『絵本太閤記』や『真書太閤記』などはほとんど論外になっている。 たとえ…