トンデモ

なんでこんなに盛り上がっているの?

⇒Twitter / mikihirano: そもそも「ニセ科学」とか言ってる人たちは、「科学が1 ... そもそも「ニセ科学」とか言ってる人たちは、「科学が100%正しい」と思ってるところからして、無理があるでしょう。今の「科学」は「今わかっていること」なんだけど…

過剰反応じゃないの?

⇒小6女児監禁男はプリキュア好き - 社会ニュース : nikkansports.com 同容疑者は10年4月に成城大社会イノベーション学部に入学。現在は留年し、2年生として在籍していた。同学部2年の男子学生は、同容疑者について「居合同好会の幹事を務めていて、学…

一見もっともらしい話を疑え

⇒トンデモ「研究」の見分け方・古代研究編 という記事がなぜか突然8月30日から人気記事になっている(現在55ブクマ)。 ⇒はてなブックマーク - トンデモ「研究」の見分け方・古代研究編 この記事は2006年にも人気記事となったものだが、こっちのURLは失効し…

コーラの発がん性物質問題(その2)

⇒コーラの発がん性物質問題 ⇒だめな「ニセ科学批判」の典型例 の続き ⇒コーラに発がん性? また同じトリックが使われている | FOOCOM.NET ⇒はてなブックマーク - コーラに発がん性? また同じトリックが使われている | FOOCOM.NET 俺は前の記事で、 「取らな…

だめな「ニセ科学批判」の典型例

タイトルには「ニセ科学」と書いたけれど、そもそもこれは「ニセ科学」ではないでしょう。 もっとも、今のところ、 ⇒はてなブックマーク - 世の中変わった人はまだまだいるようで - 今日も得る物なし に「ニセ科学」の文字は一件のみ。ただし「トンデモ」と…

コーラの発がん性物質問題

俺はkyoumoe氏とそのブログ「今日も得る物なし」については前から存在は知っていたけれど、今までそれほど関心がなかった。RSSリーダーには登録してあるので、気になる見出しがあれば年に数度は読む程度。岡崎市立中央図書館の件とか虚構新聞の件とかでネ…

八幡の由来

綿神社で思い出したんだけれど、八幡は「ヤワタ」と読めるから、これも「海人」とつながりがあるのだろう。 この説は既に存在するようだ。 元々は、八幡(ヤワタ)の神と称し、海神として、航海民である宇佐氏に崇敬された神さまとされる。 ⇒神社人 - 八幡神…

「漢委奴国王印」偽造説

⇒邪馬台国?の金印は江戸時代の作ではないか、という説があるそうだ。 - 見えない道場本舗 を見てつい書きたくなった。 偽造説の概要はウィキペディアに書いてある。 ⇒偽造説(漢委奴国王印 - Wikipedia) いろいろな根拠があるのだが、俺が思うのは「仮に偽…

擬人化

⇒菊池誠氏がSF読者としてダメだと思ったことはある - 法華狼の日記 俺は昔『パラサイト・イブ』読んだことある。今は手元にない(はず)。探せばあるかも。最後の方がB級っぽくて少し萎えた(触手とか。別の意味では萎えたの逆だが)んだけれど、そこまでは…

菊池誠氏の件

⇒菊池誠氏は科学者としてダメというが、どの辺がダメなのか誰か説明して欲しい - ARTIFACT@ハテナ系 この疑問は尤もだと思うんだけれど、ただ問題があって菊池氏は「御用学者」なんて呼ばれてるわけでしょう。「御用学者」なんて呼ぶ人達は、何だかんだ理屈…

早川由紀夫氏のニセ科学批判批判

⇒早川由紀夫の火山ブログ ニセ科学批判運動の真の目的 という記事に対して「はてなブックマーク」に批判のコメントが多数書かれている。 ⇒はてなブックマーク - 早川由紀夫の火山ブログ ニセ科学批判運動の真の目的 ⇒はてなブックマーク - 早川由紀夫の火山…

ニュートリノ光速を超えず

昨年9月に発表された実験結果は、光より速いものはないとするアインシュタインの相対性理論の前提を覆すとして大きく注目された。各地で検証実験が計画されたが、先月には装置をつなぐケーブルに緩みがあった可能性が浮上。検証の一つで否定的な結果が出た…

科学は多数決で決まる

「科学 多数決」で検索すると「科学は多数決で決まらない」という趣旨の主張がいっぱいある。というかそれしか見当たらないような気がする。 しかし、それじゃあ何で決まるのか? ある科学者は「少数派が勝利した事例」を取り上げて、科学は多数決で決まらな…

「科学的に正しい」とは

⇒疑似科学的思考批判:王様は裸だ!Annex:So-netブログ を読んだ。 俺はニセ科学批判を何度か批判している立場であり、ここで述べられていることにうなずける部分は多々ある。けれど同意しかねる部分もある。なぜ同意しかねるのか考えてみるに、おそらく「…

日本終了のお知らせ

⇒平均のつづき。 第1ステージ1-1の問題はこれ 1-1 ある中学校の三年生の生徒 100 人の身長を測り、その平均を計算すると 163.5 cm になりました。この結果から確実に正しいと言えることには○を、そうでないものには×を、左側の空欄に記入してください。(1) …

「正しい」の用法

ちょっと整理してみる。 俺はインフレターゲット政策を「正しい」とは思わないが、リフレ派がそれを「正しい」と考えていることは「認める」。「認める」とは「そういう考え方もありえるだろう」ということを「認める」ということ。 では、地球は平面か球体…

神武天皇の実在を年齢で否定する人は

⇒【消えた偉人・物語】神武天皇 古代史学の進展で実在確かに - MSN産経ニュース ⇒はてなブックマーク - 【消えた偉人・物語】神武天皇 古代史学の進展で実在確かに - MSN産経ニュース 神武天皇は『日本書紀』では127歳、『古事記』では137歳となっている。も…

神武天皇は実在した!!

⇒【消えた偉人・物語】神武天皇 古代史学の進展で実在確かに - MSN産経ニュース ⇒はてなブックマーク - 【消えた偉人・物語】神武天皇 古代史学の進展で実在確かに - MSN産経ニュース まず言っておきたいのは神武天皇実在説といっても、記紀で神武天皇と記さ…

神武天皇は実在した!!(その2)

ところで俺が思うに神武天皇に関する日本史研究の立場は、神武実在論(何らかの史実を反映しているという主張を含む)と、神武非実在論のニ項対立になっている感がある。 学界の主流派神武非実在論であろうが、これは単に神武が実在しないという説ではなく、…

互いに矛盾する陰謀論

⇒忘却からの帰還: 互いに矛盾する陰謀論を信じること 「それらの説は、『権力は我々から情報を隠蔽している』という、ある種のカバーアップが存在するという包括的な説によって説明されている。これらの説を信じているのは、人々が騙されやすく、愚かだから…

ビッグバン理論とキリスト教

⇒意外や意外…きっと驚くに違いない10のトリビア:らばQ 9. ビッグ・バン理論はカトリックの神父によって提唱されたえっと、神による天地創造はどうなったのでしょうか…。 ⇒ビッグバン - Wikipedia 《ビッグバン VS 定常宇宙》論争では、ローマカトリックは早…

早川由紀夫騒動(その4)

⇒青プリン(早川由紀夫氏)発言から推測する、“オウム信者”扱いと“オウム”扱いの違い。 - Togetter どちらもマインドコントロールされて悪事に加担してしまったのだろ?それとも福島農家は、悪事であることをわかっていてやったのか。 HayakawaYukio 2011/12…

早川由紀夫騒動(その3)

上で「国が禁止していないから」で責任が無いといえるかといえば、必ずしもそうではないだろうと書いた。 たとえば国が「サリンは無毒でそれを散布しても罪に問わない」と決定したとする。それで「国が禁止していないから」と散布したとしたら責任が無いかと…

早川由紀夫騒動(その2)

「セシウムまみれの干し草を牛に与えて毒牛をつくる行為も、セシウムまみれの水田で稲を育てて毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者がしたことと同じだ」 この発言の何が問題なのかっていうと、第一に「被害者である農家をオウムと同列に扱っている」…

早川由紀夫騒動

早川由紀夫氏の言論は第一印象として多くの人がひどいと感じるだろう。だけど、第一印象で批判すると支持者から「お前は早川氏が本当に言いたいことがわかっていない」というような反応が返ってくることが予想される。 この手の議論ではよくあること。だから…

敵と味方(その2)

ところで今話題の早川由紀夫教授について。 早川氏がネット民の間で有名になったのは「ニセ科学批判批判」であったろうと思う。俺もそれで氏の名前を知った。俺もまた「ニセ科学批判」を批判しているのであって、そういう意味では同類だ。しかし、当時早川氏…

オモテを読まずにウラを読む(その3)

ウラを読みすぎてオモテが見えなくなっている例をもう一つ。 織田信長の岐阜命名について。信長は美濃を制圧した後、それまで「井の口」と呼ばれていた地域を岐阜と改称した。これは周王朝の故事にあやかったものであるというのが通説で多くの本に書かれてい…

オモテを読まずにウラを読む(その2)

⇒オモテを読まずにウラを読むの続き。 さて、俺がこのことに重大な関心を持っているのは、俺の趣味である日本史にもそういうケースがあると考えているから。 たとえば「豊臣秀吉落胤説」。秀吉が天皇の落胤だと秀吉自身が宣伝していたというのは、多数の著名…

オモテを読まずにウラを読む

多くの陰謀論者の特質として「オモテを読まずにウラを読む」というものがあると思う。 オモテには権力者に都合のいいことが書いてあって素直に信じるのは愚か者であり、そのウラにある「真実」を読み取らなければならないと。それは確かに一理あるけれど、そ…

新聞の「科学記事」批判

そういえば、新聞の科学記事はひどいという話で、具体的にどこがひどいのか書いてない場合が多いんだけれど、稀に書いてあることがあって、それが何かというと永久機関について肯定的なことが書いてあったみたいなことだったりする。 しかし、そういうのは大…